戦争と美術


最近、興味深かったのが、ウクライナ戦争で都市伝説的な「キエフの幽霊」を日本のインディーズ漫画家がリリース告知し、それをウクライナメディアが報じたことや、ロシア軍艦に抗う兵士と国旗カラーの切手発売と即時軍艦(モスクワ)撃沈の知らせ。
反戦や平和運動は近年の話(ピカソのゲルニカを始め、多数思い浮かぶであろう)で、元々美術は貴族や宗教、政治など権力側のツールであった。それを短絡的に左○的(日本の戦後のGH○の白痴化政策(自虐史観や捏造や愛国心や正論をネトウヨ・右○的と逐一攻撃)や、メディア内の反日勢力(本来の平和や人権や環境の保護ではなく権力側とみなす与党や大手企業や行政を攻撃し補助金や利権をせしめる為の運動や、不満や不安を持つピュアな人々に対し日本がダメだからとか政権や大手企業が搾取してるから等の吐口でストレス発散させその快感を正義とミスリードさせたり、環境保護や人権等のイイコト名義で正義感を利用する為の洗脳、学生運動で就職できなかった勢力が雪崩れ込んで検閲的な力を持ったこと等)、偏った言葉の印象等)にヒステリーを起こさず聞いてほしい。
戦意高揚や名誉の具現化は古典からあり、ナポレオンの騎馬の絵を始め、勇猛な将軍の威厳ある肖像画の数々、ドラマチックな戦いの図は日本画にもあるだろう。 
近現代のデザインメソッドも、カッコよさという感性を組み込んでメッセージを伝える・宣伝のパワーを洗練させた。ロシアアヴァンギャルドを始め、レニ・リーフェンシュタールの映像等。
浅い善悪の概念や、好き嫌いにヒステリックにならずプロパガンダ(アート)を見直してほしい。アートの力は人の心だけでなく頭にも残る方法だ。

だからこそ、表現者はアートの力のベクトルを静謐な精神状態で自ら選ぶべきだと思うのだ。

※画像はパブリックドメインベースです

※2023.2.27追記
「キエフの幽霊」はウクライナでも出版され、個人作家の作品が数万部の人気となった報道を見た。

バンクシーがウクライナに描いたグラフィティが切手になったニュースを見て、絵だけをクローズアップするのではなくもっと引いてその背景の壁と街を映すべきと報道を見ながら思った。
グラフィティの意味が、壁の意味がそこにあるから(3枚目の写真参照↓)

不思議と夢の話~夜の魚~

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