違和感について、私の基準を洗ってみた。

あくまで私個人の基準なので、貴方の考え方や志向を否定するものではない事を予めお伝えしておく。

例えば、私は心理学や哲学、宇宙の構造や不思議な話、精神世界や神秘思想は面白いと思っている。

でも、いわゆるスピリチュアル系が苦手だ。

私は自然が好きだけれど、反対運動の思想活動は苦手だ。

私は文学も音楽も映画も漫画も好きだけれど、それらが好きな振りをして承認や金銭など別の目的を持って活動していることは苦手だ。

心理学や自然で癒されることは確か。

でも、天◯やレ◯◯や波○グッズなどの「商品化」されたものには違和感のアラートを感じる。

自然療法や社会構造ゆえの問題についても認めている。

でも、○○会社の利権だから毒とか、マスゴ◯、◯◯はダメとか、パワー○○とか、爬○類人がとか、独特な用語に引く。

それらには重なる部分はある。でも明らかに違和感を感じるラインがある。

もちろん、「普通」から見たら「怪しい、洗脳、ヤバイ」という評価が多いこともあるが、普通が正義というわけではない。

高額なお金を取るから？価値にお金という対価がイーブンなら良い。

見えないもので怪しいから？昔は電気もウイルスも見えなくて魔法扱いだったけど、確かに存在する。

見慣れぬものに没頭している風景がヤバイから？アフリカとヨーロッパのように文化が違えば、互いの行動は見慣れずストレンジと感じることもあるだろう。

そうではなく、それが「恐れ、逃避、依存、金目的、自己顕示欲や支配欲」がベースなのに「キレイゴト」を語る嘘があるからだと思う。

嘘があることを本人達が潜在的に認めているから、その思想やコミュニティ以外を「敵、悪」として否定し、伝える時や否定された時「ヒステリック」になるという特徴がある。そして不自由な印象。

仕事柄、様々な業界の内部を見てきたから、政府や大手企業の功罪も、マルチレベルマーケティングやセミナービジネスの蜜も餓鬼界も、オタクやアングラの豊饒さも腐敗も、芸能界や特殊な業界の発揮も共依存も、ひいては宗教も、それ自体は良い面も悪い面もあると思っている。光だけではなく、影もあるから存在している。

本当に「好き、良い」と思っていることなら、なんというか「自然」なので、他人の考えや志向が違っても、忌避感はない。否定されても「そういう考え方もある」と流せる。

つまり、自分の志向以外を認めるニュートラルさと寛容さ。

あるいは、ユーモアでそのことを笑える多角的な視点と視野の余裕。

自由さ。

そればかりに必死になることも依存することも、一時期なら良いと思うけれど、ずっとそれでは不具合だと思うのだ。

そこにしか居場所がない人達の大事な場や、楽しみや、やりがいだから、それ自体を否定する気は私には無い。

同様に、私の価値観の基準を今発信しようとしたのは、

やたらオルグしてこようとする圧力に自分の意見を返したいと思ったからだ。

（例えば、私に「占いの才能があるからそれを仕事にすべき、会社員なんて‥」というオルグ。自分のお陰でスピリチュアルスターが誕生すれば、スゴい人になりたい自分の欲望が叶うから、応援のフリして人の自由意志を否定しコントロールしようとする、まさに本来のスピリチュアルではNG行動だ。私も皆も弟子ではないので、スピ系の仕事をする様に命令されても自由意志で断るし、だからこそその人から人が離れていくのだろう。

私がやりがいを感じて、自己の力を生かしたい道（アート）が別にあるからそれにエネルギー注ぐことを優先したい、会社の仕事も10年以上頑張ってきて成果も出しているのに見下すのは私含む沢山の人達に失礼だし、スピリチュアルビジネス特有の選民思想は好きではないのでそれはやらない、と自分の意思を再確認した。

占いが出来るのも、私が別分野で必死に鍛えたスキルと膨大なストックの応用なのであって、それのための努力や、まして才能ではない。

例えば、かわいい子に「かわいいんだからアイドルになるべき」と周りが言っても、

本人が人前に出ることや歌うことが好きじゃないなら、周りがどんなに才能を褒めようと、その子にとって「アイドルをやること」は幸せではない。）

心や宇宙の広がりや構造を体験するのは好き、でもスピリチュアル系の囲い込みは苦手。

シンクロニシティや学びはある、でも何でも◯神とか◯◯の教えとか◯◯◯とか、誰かの定規で計られても、それは合わない。

神社にお参りする人の光景は構わない、でもピンポンして勧誘してくるのは苦手。

風邪の時に生姜を取るのは有り、でも謎の成分を押し付けられるのは苦手。

食品添加物や化学製品ばかりは良くないと思う、でもたまにジャンクフードを楽しんだりテクノロジーを活用するのは良いと思う。

他にも、色々。

私は果物の苺が好き、でもストロベリーフレーバーのお菓子は苦手。

わかってもらえたらうれしい。

2018.10