人間として、人生は一度きり。
自分で花咲かそうや。
日当たりが悪くても、痩せた土壌でも、乾いていても、自ら咲くんだ。
抗え、運命に。這い上がれ、現実を。
幸福な人間なんて、ただの阿呆ではありませんか。
幸福な人間に、芸術は必要ありません。
ある詩人の朗読会に参加して。
言葉が持つ音や意味や文字や感触や色合いを組み合わせ紡ぐことで、違う世界と時間を経験したり、今の世界の見方が変わったり、ただ楽しい遊びとなったり。
ストーリーも感情も描写も、「言葉という道で共に旅する」ようだ、あるいは体験にシャッターを切るようだ、などと確認し、絵描きも同じかもしれないと思った。
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