優しい退屈な街の、川や、基地や、ハウスとロックとヒッピーの文化の中で私は育った。
家は問題を抱えていたので、子供の頃から 文化と自然が私の救いだった。
程よくパワフルで人間味があって風通しの良い街へ、中学卒業後に引っ越した。
美術予備校、本屋やバイト、BARでの様々な時間を経て、私の人間的な世界は広がった。
文化都市という名の混沌の街で、怒涛のように仕事という発揮と生活をしていた。
精神的呼吸を担保するために、過去の街へ飲みに行き、私は様々な彩りを観た。
多くの旅にて情景や思いを内在化させ、ルーツの地では本来の私の外在化を見た。
表現を通じてつながる地も、騒ぐ血もある。
今夜 色々な地の記憶と気分、歌を改めて聴くことが出来た。
人生は、血をもって地を歩むし、地に影響を受けて血が巡ると、ふと思った。
Image by Pixabay
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