ルイヴィトンが原宿でアート展。LOUIS VUITTON &

LOUIS VUITTON &

現代アートという言葉は雰囲気で使われがちな日本ですが、広告的イベントとはいえ、この展示は見応えありました。

コンテクストは軽くキャプションで伝えながら、やりたいことは 有名×有名のパワーアピールとイベント演出、おそらく普段美術館には行かないであろう層に考えさせる展示の仕方をしていた所に試行錯誤を感じました。
ただの有名ブランドでは無い、ただ聞いたことのあるアーティストのコラボレーションではない、という見せ方の工夫。

村上隆、草間弥生、クーンズなどのアート勢への告知と、芸能人やセレブリティの発注品などのゴシップ的告知。

このご時世なので、オンライン予約必須、観覧無料・撮影OK、SNS OKとは、広告的に OK。

消費社会を批判するのはもう古く、パンデミックのもと、本来の美術館が集客しづらい所を割り切って視覚体験を提供する、フィンガーボウルの水を飲む器のある気概とノブレスオブリージュだと思う催しでした。

個人的にはデヴィッド・ボウイの衣装が見られて嬉しかったです。
(C)夜の魚

不思議と夢の話~夜の魚~

心理学、精神世界、日常の中の不思議なこと。 わかり合える仲間や、どこかでひっそりと自分の感覚や内宇宙を考えている人へ向けて。 WEB↓ http://atelier-clos.jimdofree.com